バイセクシャルな日々

遅咲き狂い咲きのバイセクシャル男の日記。

恋心?

気付けば終電も終わり、駅の周辺は静まり返っていた。


ジュン「これはもうタクシーですねー!」


俺「そうだなあ。方向同じだよな?
あっ、あそこにタクシーいるぞ。」


ジュン「あっ、ダメです!(笑)
もう一本向こうの通りまで出れば、近道で安いんすよー!」


俺「そうなの?じゃあ、誘導して(笑)」


ジュン「はーい!こっちすよ!」


そう言うと、ジュンは俺の手を引いて人気がなく薄暗い路地へ入っていった…。


なんとなくそんな気はしていたが…。


ジュン「もう一回チューして~(笑)」


俺「ばか(笑)誰かに見られたらどうすんだって。」


ジュン「大丈夫だって!ねえ、早くう〜。」


ジュンは、まるで彼氏にキスを求める彼女のような素振りで、目を閉じて顔を俺に向けてきた。


俺は前後左右を見回し、人気が無いことを確認すると、再びジュンの柔らかい唇に軽くキスした。


ジュン「もっと〜!早くう〜!」


横目で周囲を確認しながら、俺は軽く舌を入れたり唇に吸い付いたりして数回キスを繰り返した。


お互い、完全に酔っ払っていた。


初めて出会った男と路チューしてしまうなんて…。


その後も手を繋いだり肩を組んだりしながら、ジュンが言う通りまでフラフラと歩いた。


そして、ちょうど交差点で信号待ちしていたプリウスに乗車。


ジュン「う、運転手さん、○○駅の△△口までお願いしまーす!」


俺は助手席の後ろに座ったのだが、今思い出すと、ジュンはなぜか運転席の後ろではなく、後部座席の真ん中に座っていた。


それも、俺と手を繋いだ状態で。


運転手も、さぞかしヘンに思ったに違いない(笑)。


ジュンの言う通り、タクシーはあっという間に目的地の駅に到着した。


とりあえず2人でタクシーを降りた。


ジュン「ゆーきさん、ここからどうやって帰るの〜??」


俺「頑張れば歩いてでも帰れるから、大丈夫!
とりあえず、お前を送ってくから。 どこだ?家は。」


ジュン「あざ〜す!
こっちっす!あのセブンの角曲がったとこって言ったでしょ〜。」


俺「聞いたっけ?(笑)忘れた。」


ジュン「ひどーい(笑)」


俺「はいはい(笑)」


ジュン「ここですよ〜。 キレイなマンションでしょう?」


俺「とりあえず部屋まで送るから(笑)」


ジュン「あ〜、人んちに上がり込もうとしてるんだろー(笑) エロオヤジだなー。」


こいつ、酔っ払うと口悪くなるタイプ。


俺「うるせえ。わかったから。 エレベーター来たぞ。」


ジュン「残念でしたー(笑)  2階だから階段の方が早いんだよー。」


そう言って、ジュンはスタスタと階段を上がっていった。


俺もジュンを追って、彼の部屋へ。


よく覚えていないが、自然とジュンの部屋に入り込んだ俺。


ジュン「あー、超汚いから見ないで〜!
散らかってるから電気つけないからね(笑)」


俺「わかったわかった。」


薄暗い部屋の中で、俺はジュンを後ろから抱きしめた。


身長も体格も匂いも、いつもと違う…。


いつもと違う男を抱きしめている…。


ジュンは振り返り、俺にキスしてきた。


俺らは舌を絡ませながら長く濃厚なキスを楽しんだ。


そしてそのままベッドへ…。


俺がジュンの上に覆いかぶさるような体勢になり…。


ジュンのシャツのボタンを外し、汗ばんで少しベトついている首や耳に吸い付いた。


「あ〜ん、エロい…。 ダメだってば〜。」


正直、あまり覚えていないが、その後ジュンのズボンのホックを外しファスナーを下げ、ズボンを脱がしたと思う…。


そして、ジュンの下着の中に手を入れようとしたと思う…。




が、そこまで。




ジュン「ダメ、やっぱダメですよ〜。」


ジュンは、泣きそうな顔をして、俺の行為を拒否した。


酔った勢いで俺はしばらくの間チャレンジしていたと思うが、ことごとく拒否られた。


ジュン「ダメです!これ以上やってたらスイッチ入っちゃう…。」


俺「いいよ、入ったらどうなる?(笑)」


ジュン「止められなくなっちゃいますよ! 今日はダメ〜。 準備もしてないし(笑)」


俺「わかったよ、ゴメンな(笑)」


酔ってはいたが、理性はあったらしい。


勢いでヤッてしまうほど、軽くはないらしい。


意外とマジメ(笑)。


服を着て、ベッドに並んで座った。


ジュン「ゴメンね…。」


俺「ばか、俺の方こそゴメンな。
遅いから帰るよ…。」


ジュン「うん。」


俺は身支度を整え、玄関へ向かった。


最後にもう一度キスした。


ジュン「酒臭い!」


俺「うるさい、お前もだよ(笑)  じゃあ、またな!」


ジュン「うん、遅いから気をつけてね。」


俺は彼の家をあとにした。


真夜中だというのに、外は驚くほど蒸し暑く息苦しかった。


それからというもの、俺はジュンのことが頭から離れなくなった…。


テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

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コメント

いいんじゃないかな

中年の域になるといつ、何があるかわからないから、「今」を楽しむことが大事に思えてきて、ある程度は許容範囲だと考えてます。
特に、ちゃんと「お付き合い」をしているわけじゃないんだから、天秤にかけるわけじゃないけど、色々な人の良い面、悪い面を感じながら最終的に「やっぱりアイツがいい」と思えたとしたらそれはそれでステキなことだし、もしかしたら彼を超えるような相手と出会うかもしれないし。
言い方は悪いけど、紙切れ一枚でどうにかなる関係じゃないからある程度楽しんで、食事したり飲んだりするけどHの相手じゃないのは誰で、なんでも話せて相談できるのは誰で、その中でも一番大好きなのは誰で・・って、自分の中で区別できたらいいと思いますけどね。
  1. 2017/08/14(月) 10:32:17 |
  2. URL |
  3. taa #-
  4. [ 編集 ]

新たな恋のはじまりですか?(๑˃̵ᴗ˂̵)
  1. 2017/08/14(月) 20:34:05 |
  2. URL |
  3. てつや #-
  4. [ 編集 ]

taaさんのコメント見て、大人だなぁ〜と思いました。。まだまだ自分は相手に全てを求めてしまいます。逆に自分も相手にとって最良でありたいと努力してみたり…。
そのバランスが相手と釣り合わないと、気を揉んでしまう様になっちゃうんでしょうね⤵︎
ゆーきさん今後の展開に期待しつつ、恋愛偏差値上げられるようにブログ拝見しながら勉強させていただきます☆☆☆
  1. 2017/08/14(月) 21:15:50 |
  2. URL |
  3. ひろやす #cxq3sgh.
  4. [ 編集 ]

taaさん

アドバイスありがとうございます!
オトナですね!(笑)
たしかに、今しかできないことはたくさんありますよね。
天秤にかけるのって、なんとなく良くない事のように思いがちだけれど、そんなことないんですよね・・・。
かける必要が無い時はかけなければいいわけだし、そういう考え方ありだと思いました。
別に時間が無いわけではないので、時間をかけて答えを見つけてみようと思います。
  1. 2017/08/16(水) 22:36:56 |
  2. URL |
  3. たちばなゆーき #-
  4. [ 編集 ]

てつやさん

うーん、これが恋というのかどうなのかと言えば・・・。
恋なのかもしれないですね(笑)。
いや、わかりません!
  1. 2017/08/16(水) 22:37:56 |
  2. URL |
  3. たちばなゆーき #-
  4. [ 編集 ]

ひろやすさん

俺もひろやすさんと同じく、相手がいるならその相手にすべてを求めたい?というか自分のことだけを見ていてほしいし、自分と同じ想いや考え方でいて欲しいというタイプです。
けど、これまでの数少ないですが経験上、すべてがうまくいくことなんて無いんですよね・・・。
どこかで妥協することや、自分が相手に合わせることも、他人と付き合っていく中では必要なんじゃないかなと、この歳になって改めて感じてます・・・。
  1. 2017/08/16(水) 22:41:29 |
  2. URL |
  3. たちばなゆーき #-
  4. [ 編集 ]

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